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カスタマーサクセス
ヘルススコアの設計と運用|解約予兆を3ヶ月前に検知する方法
「気づいたときには、もう手遅れだった」――解約の連絡を受けてから慌てて対策を打つカスタマーサクセスチームは少なくありません。解約の意思決定は、通知を受ける遥か前に顧客の中で固まっていることがほとんどです。
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既存顧客のリテンション、アップセル、NPS改善
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「気づいたときには、もう手遅れだった」――解約の連絡を受けてから慌てて対策を打つカスタマーサクセスチームは少なくありません。解約の意思決定は、通知を受ける遥か前に顧客の中で固まっていることがほとんどです。
BtoB SaaSにおいて、顧客が解約を決断する最大のタイミングは導入後90日以内です。この初期フェーズで「このプロダクトは自分たちの課題を解決してくれる」という確信を持てなかった顧客は、高い確率で離脱します。にもかかわらず、多くのSaaS企業がオンボーディングを「初期設定の案内」や「操作マニュアルの送付」程度に留め、体系的な設計を行っていないのが実情です。
「四半期に一度の報告会が、いつの間にかただのプレゼン大会になっている」――QBR(Quarterly Business Review:四半期ビジネスレビュー)の形骸化に悩むカスタマーサクセスチームは少なくありません。
SaaS・サブスクリプション型ビジネスにおいて、新規顧客の獲得コストは既存顧客の維持コストの5〜7倍とされています。にもかかわらず、多くの企業がマーケティングや新規営業に投資を集中し、既存顧客のサクセス実現には十分なリソースを割けていません。その結果、獲得した顧客が次々と離脱し、成長のアクセルとブレーキを同時に踏むような非効率な経営に陥っています。
「新規顧客の獲得コストは、既存顧客からの売上拡大コストの5〜7倍かかる」――この事実を知りながら、既存顧客の売上最大化に戦略的に取り組めている企業はどれほどあるでしょうか。