ROI試算の方法と提案書への落とし込み方|数字で説得する技術
BtoB営業の商談において、「良いですね」と反応されながらも受注に至らないケースは少なくない。その最大の原因は、提案の価値を「感覚」ではなく「数字」で伝えきれていないことにある。決裁者が最終的に判断する基準は、投資に対してどれだけのリターンが得られるか、すなわちROI(Return on Investment)だ。
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5件の記事 / プレゼン・提案書
フィルターをクリアBtoB営業の商談において、「良いですね」と反応されながらも受注に至らないケースは少なくない。その最大の原因は、提案の価値を「感覚」ではなく「数字」で伝えきれていないことにある。決裁者が最終的に判断する基準は、投資に対してどれだけのリターンが得られるか、すなわちROI(Return on Investment)だ。
オンラインでのプレゼンテーションは、BtoB営業の標準的な商談形式として完全に定着した。パンデミック以降、対面プレゼンに回帰する動きもあるが、初回商談や中間報告はオンライン、最終プレゼンは対面というハイブリッド型が主流となっている。つまり、オンラインプレゼンのスキルは、すべてのBtoB営業パーソンにとって必須の能力だ。
BtoB営業の商談において、顧客から「他社との違いは何ですか」と聞かれない商談はほぼ存在しない。複数の候補を比較検討するのはBtoB購買の基本プロセスであり、競合比較は避けて通れないテーマだ。このとき、競合比較スライドの品質が商談の勝敗を大きく左右する。
BtoB営業の提案書において、最も重要な1ページは何か。それはエグゼクティブサマリーだ。30ページの提案書を隅々まで精読する決裁者はほとんどいない。多くの経営層は、エグゼクティブサマリーの内容だけで提案の価値を判断し、稟議の承認可否を決定する。つまり、提案書の成否は最初の1ページにかかっている。
BtoB営業において、提案書は単なる「説明資料」ではない。提案書は営業パーソンの分身であり、決裁者の手元に残り続ける唯一のセールスツールである。営業担当者がどれほど優れたプレゼンテーションを行っても、社内稟議で回覧されるのは提案書だけだ。つまり、提案書の品質が受注の成否を決めるといっても過言ではない。